順天堂大学脳神経内科

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頭痛

 
現在、日本では約3000万人の方が頭痛に悩んでいらっしゃいます。ただ、頭痛にもいろいろあり、必要な検査や治療には違いがあります。以下に比較的頻度の多い頭痛や、注意すべき頭痛について簡単に記載いたします。

緊張型頭痛
頭痛の中で最も頻度が高く、主に中年以降の方に多くみられます。症状は持続性の締め付けられるような頭痛もしくは頭重感ですが、頭痛の程度が強い場合は嘔気などを伴うこともあります。原因としては、デスクワークやパソコンの使用で同じ姿勢を長くとる、眼精疲労、肉体疲労、睡眠不足などが挙げられます。また、心身ストレスや不安といった精神的な要素も関与することがしばしばあります。
片頭痛
若い女性に多く、前頭から側頭に脈を打つような強い頭痛が出現します。頭痛の起こる前には視野の中心が見えにくくなったり、キラキラと輝くものが見えるなどの前兆を伴うこともあります。いったん片頭痛発作が起こると、数時間から24時間ほど頭痛が続き、睡眠で改善する傾向があります。原因は脳血管が拡張することにあると言われていますが、空腹や運動、ストレス、食物(チョコレート、ナッツ、ワインなど)で誘発されることもあります。片頭痛は加齢とともに終息する傾向があるため、例外的な症例を除いて、一生発作が続くことはないといってよいでしょう。
群発頭痛
片頭痛が女性に多いのに対し、本症は男性に多く見られます。20-40代に初発することが多く、一側の眼窩や前頭に灼熱感を伴い、えぐられるような鋭い痛みが出現します。数十分から数時間の頭痛発作が数週間にわたって連日のように出現し、1日に10回以上発作が出現する場合もあります。急性期を過ぎると頭痛は鎮静化し、数年間の周期で同様の頭痛発作が再燃する例もあります。本症の原因は不明ですが、血管拡張作用のあるもの(飲酒、血管拡張薬、ストレスなど)が発作の誘因となることが知られています。
血管障害性頭痛
クモ膜下出血や脳内出血、脳梗塞などの脳血管障害に伴う頭痛を総称してこう呼びます。本症が緊張性頭痛や片頭痛と最も異なるところは、本症のなかには生命に関わるような危険な状態になる例もあるため、早急な対処が必要になるということです。血管障害性頭痛では多くの場合、意識障害や嘔吐、ろれつが回らない、手足の麻痺など、頭痛以外の症状を伴うため、これらの症状が見られた場合はすみやかな受診をお勧めします。
上記のほかにも脳腫瘍、髄膜炎、感染症、全身炎症性疾患、代謝障害、三叉神経痛、低髄液圧症候群、頸椎、目、耳、鼻、歯の病気からの関連痛などいろいろな原因で頭痛は起こります。高血圧や脳梗塞、心筋梗塞に対して投与されている薬でも起こることがあります。頭痛によって症状や原因、必要な検査、治療などは大きく異なりますので、頭痛にお困りの方は脳・神経の専門医による診察を受ける必要があるでしょう。当院では神経学的な診察とCTやMRIなどの頭部画像検査を用いて頭痛の診療にあたっております。
頭痛で悩んでいらっしゃる方は当科までお越しください。


 
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