当科は大学病院の3つの役目である「臨床」「教育」「研究」のすべてに均等に力を入れており、常日頃より当科の医師にはフィジシャン・サイエンティスト(Physician Scientist:研究者の目を持つ臨床医、臨床医の目を持つ研究者)であれといっております。大変難しい途ではありますが、当科の医師には臨床研究を通じて医学と社会を発展させる人材であってほしいと思います。当科は神経難病の入院患者数が年間1000名、外来患者数が年間62000名を超え、その疾患内容も多岐に渡り、日本でも屈指の研究と治療環境が整った神経内科の医療機関です。パーキンソン病をはじめ各部門にはその分野のエキスパートが揃い、日本の研究と治療の指導的役割を果たしていると自負しております。