順天堂大学脳神経内科

順天堂医院脳神経内科では入局希望医師(研修医)、治験希望患者さんを募集しております


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〒113-8431 東京都文京区本郷3-1-3 TEL03-3813-3111(大代表)
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  各部門  
  認知症部門(認知症とは)   アルツハイマー病   皮質基底核変性症
  DLBD   NPH

認知症部門(認知症とは)

 
認知症部門よりお知らせ

認知症
認知症は85歳以上では3割の人がかかるたいへん頻度の高い疾患です。認知症は基礎研究の成果が臨床応用段階に入り、新薬開発が活発に行われ、以前のように不治の病ではなくなりつつあります。そこで、高齢化社会の日本ではまさになくてはならないのが認知症専門医です! 順天堂大学脳神経内科の認知症グループは他のグループと伴に認知症の臨床と基礎研究の両方を行うことを特徴としています。
 PICK病(ピック病)患者脳
 
                                        

臨床について
認知症疾患医療センターにて脳神経外科、メンタルクリニックと協力して診療を行っています。認知症診療は問診と画像(MRI, PET, SPECT)、神経心理学を中心に多方面から認知症患者さんを診察し、正しい診断から治療方針を決定します。画像は神経放射線科と毎月合同カンファレンスを行っています。特に神経心理学検査は時間がかかり難解と思われがちですが、ベットサイドで短時間に行いわかりやすい臨床をモットーにして行っています。薬物療法だけでなく患者さんおよび家族からの相談を認知症疾患医療センター相談員と協力して行っています。治験も積極的にとりいれています。
2024年からは、アミロイドPETや髄液検査により、アルツハイマー病による軽度認知障害(MCI)あるいは軽度の認知症と診断された方を対象として、進行抑制作用のある新規治療薬「レカネマブ(レケンビ®)」投与を積極的に行っています。



基礎研究について
基礎研究はアルツハイマー神経原線維変化の構成成分であるタウ蛋白を標的としたモデルマウスおよび早期診断治療のためのバイオロジカルマーカーの作成に取り組んでいます。モデルマウスは行動解析、生化学的解析、組織学的解析のすべてを行っています。新規治療法確立をgoalに博士研究員1 名と大学院生1名、実験助手1名と計4名で日夜、取り組んでいます。5年後、10年後を視野にいれた臨床と研究を行っています。 


トランスジェニックマウス行動解析


トランスジェニックマウス(人工的に遺伝子を操作して作製したアルツハイマー病のモデル動物)に認められた神経原線維変化と軸索の腫大

 
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