血漿交換とは読んで字のごとく血液の中の血漿成分を置き換える治療法です。太い血管2本を利用し一方から血液を取り出し、特別な機会の中を通過させて体に外を及ぼしている物質を取り除くことにより他の内服や点滴治療で症状の改善の無い患者さんに用いられます。 |
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それぞれ異なった吸着管(カラム)があり、疾患ごとに選択されます。血液を外に出すため血液を固まらないような薬を使用したり、太い血管の確保が困難な場合はIVH(局所麻酔を行い太いカテーテルを挿入)が必要となります。小さい子供や、血管障害を合併している方には時に行うことができません。血液製剤を使用することもあり十分な説明と同意の後に承諾書を書いていただいて初回は入院の上実施します。順天堂大学には世界でも指折りの血漿交換室があり、専門の医師の管理下で安心して治療が可能です。