この検査は筋力の低下が特に筋肉の萎縮(やせ)を伴いその原因が神経の障害なのか、筋肉そのものの障害なのかを判断するために用いられる検査です。
具体的には細い電極針を筋肉(手足、首、必要な場合は顔や舌にも行うことがあります)内に刺して、その波形や波形の出方、持続時間を確認します。筋肉が動くときの反応を確認するため筋肉に力を入れて頂いたり、逆に全く抜いて頂いたりします。このとき、針を刺したままで動かして頂きますので痛みが伴うこともあります。また、出血をすることもあります。
免疫が低下している方や、感染症を合併している方、さらには血友病、肝不全、抗血小板薬や、抗凝固薬服用など血が止まりにくくなっている方は事前にお知らせください。検査時間は30‐60分程度です。
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